福祉・介護業のホームページでは、利用者本人だけでなく、その家族(特に子どもや介護を担う人)に「安心・信頼・誠実さ」を伝えることが最重要です。
高齢者や障がい者の支援サービスは、命や生活に関わるからこそ、サイトの情報設計や表現ひとつで印象が大きく左右されます。
以下に、顧客に訴求できるコンテンツを「ポイント」と「効果」に分けてご紹介します。
1. 施設・サービス紹介(種類・特徴)
ポイント:「デイサービス」「グループホーム」「訪問介護」などサービスごとにしっかり説明を入れましょう。具体的なサポート内容・対象者・利用条件を明記します。
効果:自分や家族に合ったサービスかどうか判断しやすくなります。
2. 施設の写真・動画(雰囲気の見える化)
ポイント:居室・食堂・浴室・レクリエーション風景などを掲載します。スタッフや利用者の笑顔・日常の様子を動画で紹介すると◎。
効果:安心感と「ここで過ごしても大丈夫そう」という納得感が得られます。
3. スタッフ紹介(人柄と専門性)
ポイント:写真(もしくは似顔絵)付きで職種ごとの紹介(介護士、看護師、相談員など)をしましょう。保有資格・経験年数・ひとことコメントを載せると良いです。
効果:人の温かさや信頼感が伝わり、安心して任せられる印象を与えます。
4. 1日の流れ/生活の様子
ポイント:1日のタイムスケジュールを図や表で見せましょう。食事・入浴・リハビリ・レクリエーションなどの内容を紹介します。
効果:生活イメージが湧きやすく、利用後の不安が軽減されます。
5. 利用者やご家族の声
ポイント:利用者・家族からのコメントを写真付き・ストーリー仕立てで紹介します。
効果:共感と信頼が得られ、「私の親もお願いして大丈夫そう」と思ってもらえます。
6. 料金・費用についての説明
ポイント:月額料金・追加費用・自己負担割合・介護保険の使い方を明確にしましょう。わかりやすい料金表や事例があるとベターです。
効果:金銭面の不安を解消 → 比較・検討されやすくなります。
7. 利用までの流れ(申し込み~開始)
ポイント:初回相談・見学・面談・契約・サービス開始までをステップで案内します。
効果:「まず何から始めればいいか」がわかり、不安が減ります。
8. アクセス情報・送迎エリアの明示
ポイント:送迎サービスの有無、対応エリア、駐車場、最寄駅を掲載します。
効果:利用可能エリアかどうかをすぐに判断してもらえます。
9. イベント・レクリエーションの紹介
ポイント:季節の行事・創作活動・地域との交流などを写真付きで掲載します。
効果:「楽しそう」「ここなら笑顔で過ごせそう」と思わせる要素になります。
10. 介護や制度に関するコラム・Q&A
ポイント:ブログで、介護保険、認知症、家族介護のコツなどをやさしい言葉で解説しましょう。
効果:信頼できる専門機関としての印象を高め、SEOにも効果的です。
11. 資料請求・見学予約・お問い合わせフォーム
ポイント:目的別に「資料請求」「見学予約」「相談予約」と導線を分けてもOKです。電話とフォーム両方を用意し、お問い合わせのハードルを下げます。
効果:行動を起こしやすくなり、問い合わせ数アップに直結します。
補足Tips
・ターゲットは「家族」!安心と信頼のトーンが超重要
・優しさ・温かさを感じる写真選び・カラー設計が効果的
・スマホユーザー(娘・息子世代)を意識したUI設計
・「認知症対応可」「リハビリ強化型」「看取り対応」などの特長を打ち出す